【マインドマップ付書評】頭がよくなる速習法 by 園 喜博 読書に対する固定概念を大きく覆すきっかけになった!

頭がよくなる速習法 by 園 喜博 読書に対する固定概念を大きく覆すきっかけになった!

書籍「頭がよくなる魔法の速習法」のイメージ画像

僕は、本書「頭がよくなる魔法の速習法」を読んで、読書に対する姿勢と読み方が劇的に変わった。

これまでの僕は、読書を趣味としていたものの年間多くても5〜10冊程度しか読んでいなかった。
本を買って読み始めるが、読了しないというなんとも中途半端パターンがほとんどだった。
頭に入ってこないし、途中で挫折してしまう始末。。

しかし、そんなぼくが昨年末に本書「頭がよくなる魔法の速習法」と出会い二ヶ月足らずで、すでに17冊を読破しているのだ。

では、さっそく紹介しよう。

そもそも速習法とは?

そもそも「速習法」と聞いてどんなイメージを持つだろうか。
「速読」など、単に本が速く読めるようになるスキルとだと思いがちだ。

しかし、「速習法」とは、本の内容をしっかりと理解でき、その内容を自分自身の血肉としてしっかり定着させることに目的をおいている。
さらに、理解する速さと深さにも重きを置く読書スキルなのだ。

読書だけではなく、勉強法にも活用することができる。
脳科学と認知心理学に基づく学術的な裏付けがあるのだ。

読書で挫折する理由は「既有知識」の量で決まる

これまでの僕は特に難しそうな本は一冊読み終えることなく挫折することがとても多かった。

その理由は「既有知識」の量で決まるというのだ。

「既有知識」とは既に持っている知識の量のこと。
洋書がまったく読めないとしたらそれは、「既有知識」がないからであり、
中学一年生の英語の教科書が速く読めるのは、「既有知識」をたくさん持っているからだ。

この「既有知識」を自分で認識することで知識の不足分が明確になり、読み方・学習の仕方が変わってくる。

では、その「既有知識」を利用した速習法を紹介していこう。

プリペアードマインドで目的を明確にする

サッカー選手が試合前にストレッチや準備運動をするのと同じように、読書も準備運動が必要だ。

それは、まず本を読む「目的の明確化」である。

何をするかというと、以下のようになる。

  • 本を読む目的を決める
  • どんな内容の本なのか推測する
  • 読了したとき、自分にどんな報酬があるかを決める

このことをプリペアードマインドをセットするという。

これをセットすることで、まず本を読むストレッチをおこなう。

プライミング効果を利用して本の下見をする

いわゆるパラパラ読みだ。

プライミング効果とは、「先行する刺激の処理が後続する刺激の影響を及ぼすこと」。

カンタンにいうと、「一度見たものは、二度目は見やすくなる」ということ。

すでにプリペアードマインドで目的を決めているので、その目的と関わりのあるキーワード(先行刺激)を
あらかじめ見つけておく。

例えば、この本「頭がよくなる魔法の速習法」でいうと以下のようなキーワードだろうか。
「記憶」「脳」「速い」「勉強」「知識」などだ。
その他キーワードは何でもいい。本の表紙のキャッチコピーでも、帯のコピーでもいいのだ。
そういったキーワードを意識しながら、1ページ2〜3秒くらいの速さでキーワードを拾いながら読むというより、見ていく。

これをするだけでも、既有知識はいきなり読み始めるよりも増えている。

プライミングは「本の下見」。サッカー選手も試合前に芝生の状態などチェックするだろう。
マラソン選手だって事前にコースをチェックする。それと同じだ。
読書も同じで、「だいたいこの本にはこんなことが書かれているんだろうな、流れはこんな感じなんだろうな」ということをつかんでおく。
これだけで効果は抜群で、2回目に読むときの吸収率がかなり良くなっている。

3つの方法で速習法を使い分ける

さて準備運動が終わったところで、速習法の開始だ。

速習法には、3つの方法がある。

なぜ3つあるのかというと、本を読む目的は、その本ごとに異なるからである。
この3つの方法を使い分けながら「既有知識」を増やして内容の理解と知識の定着を図る。
その3つの方法を紹介しよう。

  • 「スキミング・リーディング」(概要把握)
  • 全体を広く浅く理解するときの読み方。

  • 「ターゲット・リーディング」(詳細把握)
  • 部分的に深く理解するときの読み方。

  • 「トレーシング・リーディング」(通読)
  • 読み飛ばしナシの、全ページを読む場合に適した読み方。

この3つの方法を「既有知識」の量や目的に応じて使い分けるのがポイントになる。

僕の場合は、小説や時系列で話が展開される本はすべて「トレーシング・リーディング」(通読)の方法で読んでいる。

その他の本については、それこそ「既有知識」に応じてスキミングだったり、ターゲティングだったりする。

「既有知識」がほとんど少ない内容の場合は、まずはスキミングをして、そのあとにターゲティング。
そして最後にトレーシングという読み方をすることもある。

この3つの速習法については、まさにこの本の「カニミソ」でありボリュームが多くかなり内容も濃ゆいためぜひ購入して読んでいただきたい。

せっかく読んだ本を血肉として定着させるためには

この内容に関しても、本書では詳しく書かれている。
その中で私がおこなっている方法を紹介しよう。

まずは、「分散型読書法」で記憶の定着を図るというもの。

カンタンにいうと、本は一気に読むと一気に忘れるので、分けて読む方法だ。
僕の場合先に述べたように、一冊の本でもスキミング・ターゲティング・トレーシングと分けて読むことがほとんどだ。

次に、アウトプットを意識して読むということ。

僕の場合は、ブログにこういったカタチでアウトプットすることを意識することで本の入ってくる内容が圧倒的に深くなる。

あと、読書会で読んだ本の内容を話すという手もとても効果的だろう。

実際に月1〜2回程度の頻度で読書会に参加しているが、話すこと(アウトプットすること)を意識するだけでも、しっかりと内容が定着するのだ。

まとめ

頭がよくなる魔法の速習法のマインドマップの画像

僕は本書に出会ってインプットとアウトプットの量が劇的に増えた。増えたということは僕自身の人間性も向上しているのだと捉えている。

2016年の目標読了冊数を「200冊」に設定している。

現状のペースは、本日時点で17冊だ。おそらく今月末日時点で25冊には到達するだろう。

本を読む速さは読めば読むほど速くなっている。もちろんその分僕の記憶に定着されていく。

本を読んでも挫折しなくなった自分になれた。それに読んだ本がしっかりと記憶に定着されていく。
本当に本書には感謝したい。

本を読むがすぐに挫折してしまう、本を読んだ法が勉強になるのはわかるけど時間がないなどと思っているならば、
まずは本書から読んではいかがだろうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

山形 竜也

・英国ThinkBuzan社公認マインドマップインストラクター
・一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントファシリテーター
・米国ナショナルアンガーマネジメント協会認定アンガーマネジメントスペシャリスト-1
・上級ウェブ解析士

1979年4月19日生まれ。福岡県福岡市出身。太宰府市在住。身長184cm、牡羊座、A型、右利き。