こんにちは。
アンガーマネジメントファシリテーターの山形竜也です。
昨年12月、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会が主催するアンガーマネジメントファシリテーター養成講座を受講し無事試験に合格しました。そして、先日認定証も届きました。

これから、「怒り」という感情のプロとして社会に少しでも役に立てるよう積極的に活動していきます。
アンガーマネジメントとは?
アンガーマネジメントについて簡単に触れておきますね。
アンガーとは、「怒り(anger)」のこと。
マネジメントとは、日本アンガーマネジメント協会では、「後悔しないこと」と訳します。
つまり、アンガーマネジメントとは「怒りという感情で後悔せず、上手に表現できるようにトレーニングすること」です。
僕たちは毎日、怒って後悔したり怒らなくて後悔したりを繰り返しています。
「あー、しまった、怒らなきゃよかったーなー(怒って後悔)」
「あの時、ちゃんと言っておけばよかった(怒らなくて後悔)」
これを繰り返しています。
アンガーマネジメントを学ぶことで、怒る必要があるときは上手に怒れ、怒る必要のないときは怒らないようになります。
決して怒らなくなるためのトレーニングではないんです。
もちろん、今日学んだから明日からそうなるわけではありません。アンガーマネジメントはトレーニングです。日々トレーニングをやっていくことで確実に「怒り」と上手に付き合えるようになります。
なぜ僕がアンガーマネジメントファシリテーターをするのか
なぜ僕がアンガーマネジメントファシリテーターをするのかについても少しだけ触れておきます。
これは一言でいうと、怒りという感情で他人を振り回さないし、自分自身も振り回されないようになりたいと思ったのがきっかけなんです。
そして一人でも多くの人たちに、怒りという感情と上手に付き合い豊かな人生を送ってほしいという思いがあります。
僕はこれまで幾度となく、怒っても後悔、怒らなくても後悔ということを繰り返してきました。
どちらかというと、怒らなくて後悔の方が多いでしょう。
「僕が我慢すればいいんだ」
「とりあえず黙っていたら波風立たないし・・・」
こんな感じです。
これは間違った捉え方です。
ただただストレスが溜まり、自分自身との内的コミュニケーションも他人との外的コミュニケーションも下手になってきます。
いろんなことが曲がって見えてきてしまいます。
怒りという感情で、これまでたくさんの後悔と失敗を繰り返してきまいした。
そんな僕ですが、アンガーマネジメントをすることで間違いなく自分の中で心の改革が始まっているのがわかります。
その進化の過程も踏まえて、これからファシリテーターとして伝えていければと思っています。
怒りの連鎖を断ち切ろう
「怒りの連鎖を断ち切ろう」
これは、日本アンガーマネジメント協会の理念です。
怒りは強い者から弱い者へ流れていきます。そして矛先もなく理不尽に伝染していきます。
しかし、すべての人が怒りという感情について理解し、自分の感情に責任を持つことができれば、怒りの連鎖を断ち切ることができると信じています。
まとめ
人生180度変えることは難しいし諦めてしまうかもしれません。
しかし、まず5度だけでも、ちょっとだけでも変えることができればそれは素晴らしいものだと信じています。
アンガーマネジメントは、会社での上司や部下、同僚のコミュニケーションも円滑にできるようになります。
怒りたいけど怒れない役職(上司という立場)の方も増えています。
また、介護や看護など医療従事者の方々、学校職員の方々、子育てをされている親御さんなど様々な方に必要とされています。
このまま何も解決策がなく、ただただ悩んで、後悔して・・・を繰り返すのではなく、一緒にアンガーマネジメントをやっていきませんか?
まだまだ微力ながら、少しでもお話しできる機会を増やして怒りの連鎖を断ち切るとことに貢献できるようにしていきます。
もしこの記事でアンガーマネジメントに興味を持っていただいた方がいらっしゃったら、ぜひお声掛けください。
講座や研修などのご相談承ります。
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