本当の自分ってなに?あなたが本当の自分を取り戻す方法

本当の自分ってなに?あなたが本当の自分を取り戻す方法
本当の自分を取り戻したい方
「苦しみやストレスばかりの人生から抜け出すには、『本当の自分を取り戻すこと』なんて言うけど、本当の自分っていったい何だろう?
本当の自分に戻ることで、私に隠された魅力や才能が開花するならば、それはどうすればいいか知りたい。」

このような疑問に答えていきます。

★この記事の内容

  • 本当の自分を取り戻す方法
  • 本当の自分を取る戻すとどうなるのか

ぼくは、心理カウンセラーとして毎月約30人の方とセッションをしています。
この仕事は、悩みや苦しみを取り除くだけではなく、この先、クライアントさんが新しい選択をし、新しい行動をしていくまで扱います。そのため、過去を過去に置き、「今、ここ」を生き続けられるようになるための「お産婆さん」のような仕事だと思っています。
そんなぼくが、本当の自分を取り戻すことについてお伝えします。

本当の自分を取り戻したいけど、どうすればいいのかわからない、と疑問をお持ちの方は、ぜひ記事をご覧ください。

本当の自分を取り戻す方法

本当の自分を取り戻す方法

まず本当の自分を取り戻すために、以下の3点を順番に理解していくとわかりやすいでしょう。

  • 「本当の自分」とは?
  • 「本当の自分ではない」とは?
  • セルフで実践できる、本当の自分を取り戻す方法

 

では、説明していきます。

「本当の自分」とは?


「本当の自分」とは、「真我」のことです。

「真我」とは、読んで字のごとく「真(まこと)の我(われ)」、つまりは本当の自分のことです。

他にも「真我」と同じような意味なのですが、いろんな言い方(呼び名)がされているものがたくさんあります。

たとえば、

大我、空、純粋意識、ハイヤーセルフ、ゼロポイントフィールド、純粋感性、光、源、ワンネス、大いなる存在・・・

言い方は違うものの、すべて同じような意味です。

ここでは、「真我」で統一します。
※ぼくは個人的に「感性」という言葉をよく用います。

真我は、見ることも触れることもできないものです。そのため、真我を生きている(本当の自分を生きている)かどうかを自覚するには、最終的には自分の感覚を頼るしかありません。

では、真我を生きていることの感覚とはどのようなものか。

それは、

「ただ、〜〜がしたい」

という、理由もなく、人目も気にせず、ただ純粋に自分の奥の方から湧き上がってくる感覚です。

「儲かるから、〜〜したい」
「安定するから、〜〜したい」
「褒められるから、〜〜したい」
「モテるから、〜〜したい」

このような、「【条件・理由・人目】、〜〜したい」、というものとはまったく違うものです。

つまり、「本当の自分」とは、「真我」のことであり、「ただ、〜〜がしたい」という純粋な感覚のがある状態のことです。

「本当の自分ではない」とは?

「本当の自分ではない」とは、「自我(エゴ)」のことです。
そして「自我」とは、あなたの「思い込み」の総体です。

「真我」と反対の意味で捉えてください。

では、具体的に見ていきましょう。

赤ちゃんとして生まれて、成長しながら「自我」が形成されていく過程を見ていくことで、その意味が理解できると思います。

第一段階:自分はあるがままでOK

第二段階:あるがままでいられない苦痛を味わう

第三段階:その苦痛を感じて反抗する

第四段階:その苦痛を二度と味わうまい、大人たちを失望させまいと、仮面をつける

 

<一部参考:「五つの傷」リズ・ブルボー(ハート出版)>

 

✓<第一段階>
赤ちゃんのときは、愛されて当然だし、このまんまの自分でOKなんだという意識です。泣けばお乳が飲めるし、オシメも替えてもらえるし、自分がただここにいるだけで喜ばれて当然だ、と思っています。

 

✓<第二段階>
ある日、赤ちゃんはお乳が飲みたくて泣きます。

そこに、たまたま機嫌が悪かったお母さんが「そんなに大きな声で泣かないの!」と怒鳴ってしまいました。


赤ちゃんは、あるがままの自分を表現すると怒られるという苦痛を味わいます。

 

✓<第三段階>
苦痛を味わった赤ちゃんは、「なんで怒るのー!」「なんでなんでーー!」と反抗します。

大泣きすることで、さらにお母さんはどうすればいいのかわからなくなり、より機嫌が悪くなり、自分の気持を落ち着かせるためにも、2〜3分だけ赤ちゃんを放置しました。

 

✓<第四段階>
赤ちゃんにとっては、大変なことが起きました。

自分の欲求を表現することが、お母さんの拒絶を生み、生きていく上で必要なお乳が飲めなくなるからです。まさに、命の危機です。


こういったことが、成長していく過程で何度が繰り返されると、「自分はあるがままでOK」から「自分は拒絶される人間だ」「私は見捨てられる人間だ」という”思い込み”をもつようになります。


このように”思い込み”をもつことを、仮面を被るという表現をします。この場合は、「自分は拒絶される人間だ」仮面、あるいは「私は見捨てられる人間だ」仮面になります。


つまり、「自我(エゴ) = 仮面」です。
こういった仮面を被ると、「人を頼るべきではない」などの”考え”をもつようになります。

 

 

しかし決して、この過程が悪いことではありません

たとえば、「人を頼るべきではない」という考えをもつことで、「自立」していくことができるからです。

しかし問題なのは、大人になってからも、「私は見捨てられる人間だ」という仮面を被り続け、同時に「人を頼るべきではない」という考えを持ち続けているということです。

たとえば、「人を頼るべきではない」という考えを持ったまま大人になると、職場などで仕事を振り分けられない人になったりします。

仕事を任せられると、忙しくてもNOと言えず、自分で背負い込んで苦しんでしまうことになります。


部署やチームの同僚に「ごめん!手伝ってくれる〜?」って涼しい顔で言える人っていませんか?その人は、きっと「人を頼るべきではない」という考えを持っていないことでしょう。

ちなみに、何かしらの仮面を被っているならば「〜すべき、〜すべきでない、〜ねばならない」という考えが必ず存在します。


逆に、「〜すべき、〜すべきでない、〜ねばならない」という考えがあるならが、何かしらの仮面を被っているということです。

 

ということで、「本当の自分ではない」というのは、成長していく過程で、様々な仮面を被ることで「本当の自分」を見失い、遠ざかり、あらゆる”思い込み”に支配されている状態のことです。そして、この”思い込み”のことを「自我(エゴ)」といいます。

セルフで実践できる、本当の自分を取り戻す方法


「本当の自分」を取り戻していくには、「真我」の上に幾重にも重なった「仮面」を脱いでいくことになります。

しかし、自分で自分が仮面を被っていることに気づくことは至難の業です。


なぜならば、その仮面を被っている自分が「自分だ」と認識してふだん生きているからです。


通常は、カウンセラーなどが介入し仮面を見つけていくのですが、コツがわかれば自分でも見つけることが出来ます。
コツは、ネガティブ感情を利用することです。

仮面を脱ぐことで、「本当の自分」を取り戻していくメソッドはたくさんあります。
その中でも、まずはカウンセラーやセラピストを頼らずに、自分でもできる方法を紹介します。

名付けて【セルフ版 仮面を脱ぐワーク】です。

このワークは、4つのステップから構成されています。

ステップ①:ネガティブ感情に気づく
ステップ②:感情を隅々まで味わい尽くす
ステップ③:部位を特定し名前をつける
ステップ④:対話する

では、順番に見ていきましょう。

 

✓ステップ①:ネガティブ感情に気づく
まず、ネガティブな感情に気づきます。

怒り、悲しみ、悔しさ、嫉妬・・・などです。

初めて取り組む場合は、わかりやすい「怒り」の感情から扱うことをおすすめします。

やり方はこうです。

怒る → 怒っていることに気づく → 「あ、自分の中に怒りがあるなぁ」とつぶやく

コツは、「自分は怒っている」とつぶやくのではなく、「自分の中に怒りがある」とつぶやくことです。

 

あなたは、怒りそのものではありません。あなたは、あなたです。

I am angry ではなく、I feel angry です。

 

 

✓ステップ②:感情を隅々まで味わい尽くす
感情を隅々まで味わい尽くします。

怒りを味わい尽くすときは、サンドバッグなんかがあればいいのですが、なかなかないですよね?

なので、紙とペンをサッと取り出して、ブツブツ言いながら感情のままに書き殴ってください。文字じゃなくても、グルグルと円を勢いに任せて書いてもいいし、ギザギザでもOKです。

しばらく続けていると、スッと落ち着いてきます。怒りの感情ならば、数分で落ち着いてくるでしょう。「あれ?私、何やってんだろう?」っていう思いが出てくれば、スッキリした証拠です。

なぜ、感情を隅々まで味わい尽くすのかというと、感情が湧いたのに、それにフタをしてしまうと、その感情はしっかりと味わい尽くされるまで身体に残り続けるからです。

感情はエネルギーなので、消費しなければなくなりません。

 

✓ステップ③:部位を特定し名前をつける
その感情は、身体のどのあたりで感じていたのか、部位を特定します。

首のあたりでしょうか?お腹でしょうか?


そして、その部位に名前をつけてあげましょう。
それが怒りの感情ならば、いかり君でしょうか?それとも、爆発くん?カミナリちゃん?なんでもいいですよ。

実は、この名前をつけてあげたこの部位。これが”思い込み”であり仮面なのです。

どんな仮面なのかを探求してみても構いませんが、すこし難しいので、そこまでする必要はありません。

「あ、仮面を被ってるんだなぁ」程度でOKです。

 

✓ステップ④:対話する
最後は、名前をつけたこの部位と対話をします。

なぜならば、その部位はこれまでずっと光を当ててもらえず、なかったものとみなされ、フタをされてきたからです。


あなたが、そのようにされたならば、どういう気持ちになるでしょうか?
それと同じことです。

対話の際に必要なのは、次のことです。

  • 気づいてあげたことをつたえる
  • あなたがいたことで得られたメリットを伝える(※必ずあります)
  • でも、今の自分にはもうあなたは必要ないことを伝える
  • 感謝とともにお別れをする
  •  

具体的には、こんな感じです。雛形としてお使いください。

「〇〇ちゃん(名前)、お腹(部位)のあたりにいるんだね。僕は(私は)気づいているよ。


〇〇ちゃんがそこにいてくれたおかげで、〜〜(メリット)することができたんだね。本当にありがとう。


でも、大人になった僕(私)は、もう〇〇ちゃんは必要ないみたいなんだ。だからもう、その役割を終えて、大好きなこと、もっとやりたいことをやっていいんだよ。


これまで一緒にいてくれて、本当にありがとう。さようなら。」

一度対話すれば終わりではありません。


物事に「慣性の法則」が働くように、しばらくはネガティブな感情としてあらわれるでしょう。


でも、毎回この4つのステップをおこなえば、どんどんやわらいでくるのを自覚できるはずです。
そうやって、ひとつひとつ仮面を脱いでいくのです。

本当の自分を取り戻すとどうなるのか


本当の自分を取り戻すと、やりたかったことを思い出したり、自分の力(才能や能力)を外側の社会に対して発揮したくなります。

なぜならば、それが生きるということだからです。命を使うということだからです。

自分が望む生き方や世界を創造している実感があるため、まるで映画の主人公として生きている心地を味わうことでしょう。

【自分の天命を見つけたことを示す10の兆候】
1. あなたが生まれてから、自分がその天命のためにずっと訓練を受けていたということに気がつく
2. 不思議なことが起こり始める
3. 自分の道を外れそうになると、方向性を変えさせられることになる
4. 障害物がある時も、容易に乗り越えることができるようにガイドされる
5. 間一髪の時に、魔法のような助言者が現れる。
6. 健康状態が改善される可能性が高い
7. もう少しでギブアップしそうになっていた時、お金が入り始める
8. どう考えても不安を感じるべき理由があるのに、不思議なくらい安心感を感じる
9. 宇宙があなたの目の前に赤い絨毯を広げてくれる
10. 会うべき人があなたのことを見つけ出す
<『トム・ソーヤの冒険』の著者、Mark Twain(1835〜1910)による>

 

まとめ:本当の自分を生きるとは、「真我」「自我」の両方を生きるということ

まとめ:本当の自分を生きるとは、「真我」「自我」の両方を生きるということ

ここまで書いておいて何なのですが、実は、「本当の自分」も「本当ではない自分」もないと思っています。

言い換えると、本当の自分””、本当の自分ではない自分””、その両方を生きることが、真の本当の自分を生きることではないでしょうか。

「自我」がなければ、この世の中を生きていくことはとても難しいはずです。しかし、「自我」に飲み込まれすぎているために、自分自身を見失い、息苦しくなっている人が増えていることも事実です。

なので、今回の記事で少しでもあなたが、自我を手放し、真我を思い出していただければうれしいです。

ということで今回の記事は以上です。

本当の自分ってなに?あなたが本当の自分を取り戻す方法

ABOUTこの記事をかいた人

山形 竜也

OKness代表
"ムーンウォークからムービングウォーク(動く歩道)へのライフシフト"
元うつ病の心理セラピスト。
通信系営業会社の倒産→収入ゼロ→テント清掃で日銭暮らし→ウェブ解析士→親の介護→うつ病→治癒→心理セラピスト& マインドマップインストラクター 。
現在はオンラインで個別セッションや講座、研修講師として活動中。>詳しいプロフィールはこちら