苦手な人との付き合い方は?もっと楽に付き合う方法【体質改善の方法も】

苦手な人との付き合い方は?もっと楽に付き合う方法【体質改善の方法も】
苦手な人と楽に付き合う方法を知りたい方
「職場やプライベートなどで苦手な人となるべく関わりたくない。だけど、どうしても付き合っていかないといけない。我慢するしかないんだろうか。もっと楽に付き合っていく方法があれば知りたい。」

このような疑問に答えていきます。

★この記事の内容

・苦手な人と楽に付き合う方法がわかります
・苦手な人と楽に付き合える体質を身につける方法がわかります

ぼくは、心理カウンセラーとして毎月約30人の方とセッションをしています。相談内容は様々ですが、突き詰めると「人間関係」がほとんどです。来談者の人間関係が、より楽になるようお手伝いさせていただいています。

ということで、今回は、苦手な人と楽に付き合う方法についてお伝えします。

苦手な人とはなるべく関わりたくないけど、お仕事や趣味のコミュニティなどで、どうしても付き合っていく必要がある、という方は、ぜひご覧ください。

 

苦手な人と楽に付き合う方法

苦手な人と楽に付き合う方法

苦手な人と楽に付き合うためには、3つのステップがあります。

  • ステップ1:主役の座を取り戻す
  • ステップ2:心に栄養を与え「心地よさ」を感じる
  • ステップ3:相手のポジティブな一面を挙げてみる

では、順番に説明していきます。

 

ステップ1:主役の座を取り戻す

ステップ1:主役の座を取り戻す

苦手な人と楽に付き合うには、まず主役の座を取り戻すことです。

なぜならば、たとえばあなたの心の真ん中にソファーがあったとしたら、そこにドッカリと苦手な人を座らせてしまっているからです。

主役の座を取り戻すとは、あなたの心のソファーにあなたが座るということです。

では、具体的に見ていきましょう。

あなたは、苦手な相手と何とかうまくやっていこうと、次のようなことをやっていませんか?

たとえば・・・

・相手の都合や好みに合わせる
・相手の要望になるげく応えようとする
・励ましたり、褒めたり、お世辞を言う

このような状態は、気をつかったり、気をくばったりと、あなたの「気」をどんどん与えている状態です。

人が良いあなたはもっと気をつかい、自分が座るべき心のソファーに、苦手な相手を座らせています

そして、自分の座るべきソファーに相手が座っているのを見ながら、あなたは「我慢」しています。

我慢を続けることでストレスが溜まり、イライラしてきて愚痴を言うようになります。

さらに我慢を続けると、無視したり、無意識に表情やしぐさの態度で相手に、「あなたのことが苦手(嫌い)だ」というサインを出すようになります。

当然そうなりますよね?だって、あなただけの特別な心のソファーに、別の人を座らせてしまっているわけですから。

この状態が問題なのは・・・

肝心な「自分の気持ち」を軽視してしまっている

ことです。

そのため、苦手な人はもちろん、どんな人が相手だとしても、いつも「自分の心のソファー」にあなたが座っていることが大切なのです。

では、自分の心のソファーに座りましょう。

くつろげる場所でリラックスします。

あなたのハート(胸)のあたりに、あなた好みの最高級なソファーをイメージします。

では、ゆっくりと座りましょう。

心地よい感覚が実感でるまで待ってみて、それを味わいましょう。

 

ステップ2: 心に栄養を与え「心地よさ」を感じる

ステップ2: 心に栄養を与え「心地よさ」を感じる

苦手な人と楽に付き合うには、あなたの心に栄養を与えることが大切です。

人が生きていくために「食事」で栄養を摂るのと同じように、心も栄養が必要だからです。

先ほど、『気をつかったり、気をくばったりと、あなたの「気」をどんどん与えている状態です。』という話をしました。

ここでは、この「気」が心の栄養だとイメージしてみてください。

相手に合わせたり、与えたり、イライラさせられたり・・・、とにかく相手に「気」を与えています。

この「気」が、もう消耗しきって枯渇しているのに、もっと与えようとすると・・・

「なんでわたしばっかりこんなに我慢しなくちゃいけなの!!」

と爆発しちゃいます。


では、あなたの心に、自分で栄養を与えていきましょう。

先ほどの、心のソファーに座ったまま続けます。

ハート(胸)に手を当てながら、このように話しかけてみてください。


「これまで、心に栄養を与えなくて、ごめんね」

「それでも、いつも見守ってくれて、ありがとう」

「これまで、『自分の気持ち』を軽視してきたこと、ゆるしてね」

「わたしは、わたしを、愛しているからね」

これは、ほんの一例です。あなたの言葉で話しかけてみてください。

ハート(胸)がじんわりと温かくなるのを、しばらく味わってください。

この「心地よい」感覚、これが心に栄養を与えている行為です。

 

ステップ3:相手のポジティブな一面を挙げてみる

ステップ3:相手のポジティブな一面を挙げてみる

苦手な人と楽に付き合うには、相手のポジティブな一面を挙げてみるのも効果的です。

なぜならば、人はネガティブな体験はよく憶えていますが、ポジティブな気持ちはすぐに思い出せない生き物だからです。このことを「ネガティビティ・バイアス」といいます。

ちょっと試してみましょう。

まずは、「つらかった・苦しかった出来事」を3つ思い出してみてください。

次に、「楽しかった・うれしかった出来事」を3つ思い出してみてください。

いかがですか?

「つらかった・苦しかった出来事」の方が、はやく思い出されたのではないでしょうか?

このように、ネガティブなことはポジティブなことよりも強く記憶に残るのです。

つまり、苦手な人がいるときは、相手の嫌なところ(ネガティブなところ)に、ググッとフォーカスされているということです。

では、そのフォーカスされたネガティブを、少しやわらげてみましょう。

※【注意】このステップ3は、ステップ1〜2で「心地よさ」をしっかりと味わった上で取り組んでください!

【ステップ3の流れ】
①相手をおもいっきりジャッジする
②意味を反対にしてみる
③その理由を、3つ以上挙げてみる

以下に、解説していきます。

✓①相手をおもいっきりジャッジする


苦手な相手をおもいっきりジャッジしてください。

例)〇〇さん(相手の名前)は、わがままで自分勝手な人

 

✓② 意味を反対にしてみる


①で挙げた文を、反対の意味にしてましょう。

例)〇〇さん(相手の名前)は、素直で思いやりのある人

 

✓③その理由を、3つ以上挙げてみる


②で意味を反対にした文の、その理由を3つ以上挙げてみましょう

例)なぜならば、忙しい私の業務を手伝ってくれたから
例)なぜならば、わたしのアドバイスを受け入れてくれたから
例)なぜならば、わたしの話を否定せずに聞いてくれるから


ちょっと勇気のいるワークだったと思いますが、やれたあなたは素敵です!

もちろん、できなくてもOKです。できるときが来たらやってみたらいいだけの話ですから。


決して、「苦手」を「好き」に変えようとしないでください。

 

◯ 苦手(10):好き() → 苦手():好き(

✗ 苦手(10):好き() → 苦手():好き(10

 

に出来ただけでも、大成功です。

「苦手だけれども、良いところもあるんだな」

これくらいでも、だいぶ苦手意識はやわらぎます。

このように、相手のポジティブな一面を挙げてみることで、ネガティブにフォーカスされていたものがやわらいでいきます。


では、ここまでをまとめます。

苦手な人と楽に付き合うために、3つのステップがあります。

  • ステップ1:主役の座を取り戻す
  • ステップ2:心に栄養を与え「心地よさ」を感じる
  • ステップ3:相手のポジティブな一面を挙げてみる

コツは、ステップ1から順番にやってみることです。

 

苦手な人と楽に付き合える体質を身につける方法

苦手な人と楽に付き合える体質を身につける方法

ここからは、苦手な人と楽に付き合える体質を身につける方法をご紹介していきます。

「3つのステップ」だけでも十分効果があったかもしれませんが、人は「一気に、いきなり、急に」変わることはできない生き物です。

次のことを、プラスαとして普段の生活に取り入れてみてください。

  • 五感に栄養を「与える」という習慣を身につける【わたしOK!になる】
  • 苦手だということを自分に許す【あなたOK!になる】

では、具体的に解説します。

 

五感に栄養を「与える」という習慣を身につける【わたしOK!になる】

五感に栄養を「与える」という習慣を身につける【わたしOK!になる】

五感に栄養を「与える」という習慣を身につけましょう。

なぜならば、人は周りの人ばかりに気を配ったり、合わせたりと与えてばかりいて、自分には与えず心のコップが枯渇している状態だからです。

そのため、「心地よさ」を五感それぞれに取り入れ、心のソファーの居心地を充実させていくことが大切です。

ステップ1〜2でお伝えしたので、もうおわかりですね。

では、五感に栄養を与えるとは、こんな感じです。

好きな香りを身近に置く、好きな音楽を聴く、好きなものを見る(観る)、好きなものを食べる、好きなものを触る。

ぼくの場合ですが、こんな感じで取り入れています。参考にされてみてください。

自分自身を満たしてあげるために〜五感の大好物アイテムを身近に〜

2019年3月29日

 

自分自身の「心地よさ」を求め、体験する行為は、自己肯定感や自己受容をアップさせます。

かんたんに言うと、「わたしOK!」の感覚が満たされてきます。

心地よさが味わえる、あなた好みの五感アイテムを集めてみてください。

 

苦手だということを自分に許す【あなたOK!になる】

苦手だということを自分に許す【あなたOK!になる】

あなたに苦手な人がいることを、自分に許しましょう。

なぜならば、人には苦手な人や嫌いな人がいて当然だからです。世の中に好きな人ばかりだと、好きだということに気づくことができないし、理解できません。

そして、ネガティブな感情は、自分が「こうだ!」と思い込んでいた信念が裏切られた時に湧いてきます。

わたしOK → (わたしと違う)あなたNG

という感じです。

でも、それって本当でしょうか?

たとえば、感性論哲学の芳村思風先生は、「違い」についてこのように言われています。

 

【考え方の違い】
・考え方は後天的に作られるもの
・体験が違えば考え方が違う
・経験が違えば考え方が違う
・知識が違えば考え方が違う
・解釈が違えば考え方が違う
・出会いが違えば考え方が違う
自分が持っていないものを相手が持っているというだけのこと

 

人と違って良いし、苦手な人がいて良いんです。だってそれが当然だから。

わたしOK → (わたしと違う)あなたOK

 

まとめ:人間関係は自分を大切に扱うことから始まる

まとめ:人間関係は自分を大切に扱うことから始まる

記事のポイントをまとめると・・・

  • <苦手な人と楽に付き合うためのステップは3つ>
  • ステップ1:主役の座を取り戻す
  • ステップ2:心に栄養を与え「心地よさ」を感じる
  • ステップ3:相手のポジティブな一面を挙げてみる
  • <苦手な人と楽に付き合える体質を身につける方法2つ>
  • 1つ目:五感に栄養を「与える」という習慣を身につける【わたしOK!】
  • 2つ目:苦手だということを自分に許す【あなたOK!】


苦手な人・嫌いな人と楽に付き合う方法【体質改善の方法も】というテーマでしたが、ポイントは、「あなたの心を満たす」ということです。

欧米人に比べて日本人は、自分の軸が相手に傾きがちです。島国であり、村社会の歴史ということもあり、隣人が近くにいたため「気」を人に使うことで自分を守り、人に与え、文化をつくりあげてきたのでしょう。

人に「気」を使うには、まずあなたに「気」が満たされていないと与えることが出来ません。

「あの人が苦手だ」「あいつが嫌いだ」と思っている時間というのは、その人に「気」を使っている(与えている)時間ということでもあります。

今回の記事で、あなたが少しでも豊かになっていただければうれしいです。

ということで今回の記事は以上です。

苦手な人との付き合い方は?もっと楽に付き合う方法【体質改善の方法も】

ABOUTこの記事をかいた人

山形 竜也

OKness代表
"ムーンウォークからムービングウォーク(動く歩道)へのライフシフト"
元うつ病の心理セラピスト。
通信系営業会社の倒産→収入ゼロ→テント清掃で日銭暮らし→ウェブ解析士→親の介護→うつ病→治癒→心理セラピスト& マインドマップインストラクター 。
現在はオンラインで個別セッションや講座、研修講師として活動中。>詳しいプロフィールはこちら