
読みたい本を手に入れる方法は様々だろう。
Amazonなどのインターネットや書店、図書館と色々ある。
書店で立ち読みして、「ピン」ときたものを購入する時もあれば、アマゾンで「商品の説明」「カスタマーレビュー」を参考にして購入することも多いのではないだろうか。
特に、アマゾンなどのインターネットで購入した本なんかは「当たり」「ハズレ」を経験したことがある人は少なからずいると思う。
今回は、その「ハズレ」をなぜ経験してしまうかについて持論を展開したいと思う。
結論から言うと、本は「既有知識のレベル」に合わせて購入するべきなのだ。
「既有知識」とは既に持っている知識の量のこと。
洋書がまったく読めないとしたらそれは、「既有知識」がないからであり、
中学一年生の英語の教科書が速く読めるのは、「既有知識」をたくさん持っているからだ。
例えば、アマゾンには「カスタマーレビュー」がある。
星5つの評価レビューもあれば、星1つの評価レビューもある。
「とっても面白かった!」から「この本、読む価値ないよ」まで幅が広いのだ。
ここで重要になってくるのは、この星の数はレビューを書いている人たちの『既有知識の量』に左右されている。
※意図的に誹謗中傷しているようなレビューは除く(最近ニュースになってたなー)。
WEBデザイナーを目指している初心者が、ホームページを作ろうと一から勉強するときに、「実践編」や「テクニック本」みたいなものを購入しても「面白くない」「何のことを言っているのかわからない」のは当然だ。
すでにWEBデザイナーとして活躍している人が、「入門編」や「マニュアル本」などを購入しても「面白くない」となるだろう。
つまりは、今の自分の「既有知識のレベル」よりも低すぎても高すぎても「面白くない」と感じてしまうものなのだ。
カスタマーレビューを書いたその人の「既有知識のレベル」がどうだったかでかなり評価が違ってくることは当然ということになる。
もちろんカスタマーレビューには、「私はこれくらいの既有知識の持ち主です」なんて掲載されていない。
ブログのタイトルでは、「参考にしてはいけない理由」としている。
突き詰めると、正しくは「参考にしてはいいけど、こんな意見もあるのだなと割り切る」という言い方の方がいいかもしれない。
こういう風に割り切ることで、「ハズレ」た場合、カスタマーレビューのせいにはできず自分のせいになるので腑に落ちるのではないだろうか。
僕の場合は、「ハズレ」をできるだけ無くしたいので時間があるときは書店(実店舗)で、気になる本を10冊ほどパラパラ読みする。
実際にパラパラ読みした印象や「ピン」ときたものがあれば、それを参考にその時に購入することもあれば、アマゾンで購入するようにしている。
という具合に、あなたが本を選ぶ時の参考になれば何よりだ。